どんなに節約しても、毎月の光熱費は絶対に下がるものではないと、悲観しているお宅も少なくないのではないでしょうか。光熱費の1カ月の平均は、全国平均で1人暮らしで11,000円程度、3人暮らしで約22,000円、5人暮らしで約24,000円程度とされています。
しかし、地域によって水道料金の価格差もあり、都市ガスやプロパンガスの利用によっても、光熱費はさらにかかってしまうことも予想されます。
一段に気をつけたい電気の節約方法
当然、節約といった方法は、どのご家庭の主婦でも考えることです。しかし現実を見ると、家族が多ければ多くなるほど、意思の疎通が難しくなり、家族一人一人の生活習慣が異なる為、全員が一丸となって節約していこうというわけにはいきにくい面があります。
しかし、逆に言えば、誰かが率先していくことで、自然と節約の方向性が定まっていくものです。まずは面倒くさがらずに、できることから始めてみてはいかがでしょうか。光熱費は大きく分けて、電気料金・ガス料金・水道料金の三つに分類されます。
どれもが、節約が難しそうですが、まずは電気料金から見ていきましょう。現在、多くのご家庭では、ほとんどの日常生活に電気が関わっています。電気は、室内の照明から様々な家電製品に利用され、水やガスを利用するお風呂にも、制御するための電気が使用されています。
現在ほとんどのご家庭で、一人一台は必ず持つとされているスマートフォンも、日々の充電を欠かすことはできません。かなり節約しにくそうですが、まずは使用していない家電製品などの電気コードを抜いておきましょう。
ほとんどの家電には、すぐに起動できるよう、待機電力あるいは待機消費電力が消費されています。コンセントを抜いておくと、こうした待機電力が消費されませんので、エアコンやテレビ、ビデオデッキやパソコンなど、待機電力の節約となります。また、ご飯も保温状態にせず、ラップに包んでその都度使用するなどして、消費電力の多い機器は、なるべく短時間で事を済ませるようにします。
そのほかの節約対策
次に、水道料金ですが、水の使用が一番大きいのがトイレ、次いでお風呂の順となります。トイレタンクは、古い機種であれば15L以上も水が入り、節約型であればその半分程度で済みます。
お風呂の水も、入浴剤などは掛け湯で使用し、残ったお風呂の水はポンプでつなぐなどして洗濯に使いましょう。ガスの節約も、人数の多いご家庭では、時間を決めて入力を行う事、コップ一杯程度のお湯であれば、電子レンジの方が安上がりとなります。
ご飯ジャーも保温状態にせず、ラップに包んでその都度使用するなどして、消費電力の多い機器は、なるべく短時間で事を済ませるようにしましょう。