電気・ガスは自由化で、より料金の安い会社を選べるようになりました。一方、水道は居住地によって決められ、基本的に供給元を選べません。このため節約するという発想を持っていない方も多いのではないでしょうか。

しかし、水道代も少し意識すれば料金を抑えることができます。

毎月の光熱費と同じで、水道代を抑えることで、誰もが月々の固定費を下げれます。家計改善としてもメリットの多い、水道代の節約方法について主なコツやテクニックを調査しました。ぜひ参考にしてみてください。

 

1. 水道代を節約するメリットは?

まずは水道代を節約するメリットについて2点ご紹介します。

 

1-1. 水道料金の節約ができる

水道料金の平均は家族構成によって大きく異なりますが、毎月2,000〜5,000円程度です。水道代を節約することで、この費用を抑えることが出来ます。基本料金以外の使用量が下がるためです。毎月の固定費を減らすことで、自由に使えるお金が増えるのは大きなメリットです。

 

1-2. 節水スキルが身に付く

普段から節水を心掛けることで、災害時にライフラインが止まった時の災害時の備えの一環となります。節水することが当たり前になることで、災害時にストレスを感じにくい態勢をつくれます。これは大変意味のあることです。

地震大国の日本では被災地の断水が度々起こるからです。少ない水で日常生活を賄えるスキルが身につけば、万が一の場合は大きなストレスを感じずに過ごすことができるでしょう。

 

2. 具体的な節約のコツ・テクニックを紹介

ここまで水道料金を節約するメリットを紹介しましたが、ここからは具体的な節水のテクニックを紹介していきます。

 

2-1. 風呂の湯船をいっぱいにしない

お風呂に入るために浴槽に張る一般的なお湯の量は200L程度です。この湯量を減らすことで水道代の節約に大きく貢献できます。

「少ないお湯で入るのは嫌だ!」という方は、水を入れたペットボトルを浴槽に入れる方法があります。ペットボトルの分だけ水かさが増えます。少ないお湯でも肩までお風呂につかることができるオススメのテクニックです。具体的には、2Lペットボトルを3~5本程度入れるようにすると良いでしょう。

 

2-2. 風呂の残り湯を活用する

浴槽にはった水を丁寧に使うことも効果があります。浴槽の容量は通常200L程度あり、1回だけの使用では無駄が多いと言えます。

オススメするのは、残り湯を洗濯に使って、水道代を節約する方法です。ただしこの場合は、残り湯の汚れがついたり殺菌が臭いの原因になることがあります。残り湯は「洗い」の工程のみに利用して、「すすぎ」の固定では水道水を使いましょう。

 

2-3. 節水グッズを試してみる

行動を変えることが難しい場合、ツールを変えてみるという方法もあります。

節水シャワーヘッドはコストパフォーマンスもよく一番のオススメです。他にも節水蛇口・食洗機・ドラム式洗濯機・節水トイレなど節水が期待できるグッズや家電を導入することで、水道代を大きく節約することが可能です。

 

3. まとめ

水道代は、日々の生活スタイルを少し意識して、行動を変えるだけで節約が可能です。

特にお風呂は何も考えずに使用すると、想像以上に水を消費します。お風呂で使うお湯をいかに少なく出来るかが、節約の大きなポイントです。